
1月7日は「人日の節句(じんじつのせっく)」として知られ、
無病息災を願う風習がある日です。
この日にいただく七草粥には、
体を整え、健康を祈る深い意味が
込められています。
七草粥に使われるセリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、
ホトケノザ、スズナ(カブ)、スズシロ(大根)は、
いずれも早春に芽吹く力強い野草や野菜です。
これらは、昔の人々にとって貴重な栄養源であると同時に、
自然の生命力そのものを象徴していました。
特に、寒い季節に体を温め、
胃腸を整える食材として重宝されてきました。
また、七草粥には「浄化」の意味もあります。
年末年始のごちそうやお酒で疲れた胃腸を休め、
体の内側からリセットすることで、
新しい年を健康的にスタートさせるための
「食養生」の一環として親しまれてきたのです。
七草粥を作る際には、
ぜひ次のような感謝と願いを込めてみましょう:
「昨年一年間、私の体を支えてくれたすべてに感謝します」
「この一年も、健康で笑顔の日々が続きますように」
心を込めていただくことで、
七草粥は単なる食事ではなく、
あなたの心身を整える
大切なひとときとなるでしょう。
伝統を味わうというだけでなく、
スピリチュアル的にも浄化が期待される七草粥。
心と体を癒しながら、
伝統を味わう時間にしてみては
いかがでしょうか。
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