私たちは様々な人と毎日関わっています。
そんな中で「なんだかこの人と話が合わないんだよね」という
ことはないでしょうか。
実は合わないのではなく、
「合わせていない」可能性があります。
逆に言えば相手にちょっとしたことを合わせると、
コミュニケーションがスムーズになることがあるとも言えるでしょう。
たとえばコーチングでは「ペーシング」という
技法があります。
「相手にペースを合わせる」というもので、
やり方は様々。
ペーシングとは、相手との信頼関係を構築するための コミュニケーションスキルの一つで、
いくつかやり方がありますが、
すぐにできるものの一つに
「同じ表現で相手が話した内容を会話に入れる」という
ものがあります。
たとえば…
「今日、“ちょっといいこと”があったの」
と言われたら、
「えー? “ちょっといいこと”って、どんなこと?」と
相手の表現そのままを返してあげてみてください。
これを
「えー? “ラッキーなこと”って何?」とか
「何、“サプライズ”って?」と
自分の中で勝手に脳内変換するのではなく、
あくまでも相手が言った「ちょっといいこと」という
表現を崩さずに、返してみるのです。
「ちょっといいこと」も
「ラッキーなこと」も
「サプライズ」も
ほぼ意味は同じかもしれません。
でも会話をしている相手の方が
「ちょっといいこと」という表現を使ったら、
それを使ってみる。
たとえあなたが使わない表現だとしても、
あえて使ってみることが大事なのです。
そして表現を共有することから
相手の気持ちに合わせること(ペーシング)が
できていき、信頼関係が生まれていきます。
コミュニケーションはすべて「信頼」の上に
成り立っているもの。
その大切な部分を作り上げるために、
ペーシングを活用してみると
いつもより人間関係がスムーズになるかもしれません。
何かのご参考になれば幸いです。
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