うまく言えないときこそ、大切にしたいこと
- honokaka24
- 5月17日
- 読了時間: 2分

時々、「自分の思いをうまく言葉にできない」
「どう相手に伝えたらいいのかわからない」
といったご相談を受けることがあります。
状況に応じて方向性のヒントをお渡しすることはできますが、
まるで正解のセリフのように、
一言一句をお伝えすることはまずありません。
なぜなら、思いを伝えるという行為は、
誰かに代わってもらえるものではなく、
自分の内側から生まれたものを、
自分の手で相手に届けるプロセスだからです。
たとえば、AIが音声で文章を読み上げることはできても、
それが「本当に伝わっている」と
感じられるかどうかは別の話です。
人の手によって作られたマニュアルや
台本を気持ちを込めずにただ読みあげるだけでは、
エネルギーは乗りにくくなります。
言葉には「言霊」とでも呼びたくなるような
エネルギーが宿ります。
そのエネルギーごと、
誰かに届けようとするからこそ、
伝わるものがあるのだと思います。
逆に言えば、その部分を避けようとしてしまうと、
「伝えたつもりなのに、伝わらない」
あるいは「伝わってほしくないニュアンスで伝わってしまう」
といったことが起こりやすくなるのではないでしょうか。
どうしても言葉にならないときには、
無理に文章を組み立てようとしなくても構いません。
ひとつの単語だけでも、
あるいは「うまく言えないんだけど」と前置きするだけでも、
真摯な気持ちは伝わることがあります。
もしくは言葉にできなくても、
表情やしぐさ、選ぶ行動そのものが、
あなたの思いを届けてくれることもあるでしょう。
いずれにしても、「自分の思いを誰かに伝えたい」
と感じたそのときには、
マニュアルを探すより、
まずは自分の内側に目を向けてみてください。
あなたの中にあるエネルギーこそが、
いちばんの伝達手段なのですから。
何かのご参考に
なさっていただければ幸いです。
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