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うまく言えないときこそ、大切にしたいこと







時々、「自分の思いをうまく言葉にできない」

「どう相手に伝えたらいいのかわからない」

といったご相談を受けることがあります。


状況に応じて方向性のヒントをお渡しすることはできますが、

まるで正解のセリフのように、

一言一句をお伝えすることはまずありません。


なぜなら、思いを伝えるという行為は、

誰かに代わってもらえるものではなく、

自分の内側から生まれたものを、

自分の手で相手に届けるプロセスだからです。


たとえば、AIが音声で文章を読み上げることはできても、

それが「本当に伝わっている」と

感じられるかどうかは別の話です。


人の手によって作られたマニュアルや

台本を気持ちを込めずにただ読みあげるだけでは、

エネルギーは乗りにくくなります。


言葉には「言霊」とでも呼びたくなるような

エネルギーが宿ります。


そのエネルギーごと、

誰かに届けようとするからこそ、

伝わるものがあるのだと思います。


逆に言えば、その部分を避けようとしてしまうと、

「伝えたつもりなのに、伝わらない」

あるいは「伝わってほしくないニュアンスで伝わってしまう」

といったことが起こりやすくなるのではないでしょうか。


どうしても言葉にならないときには、

無理に文章を組み立てようとしなくても構いません。


ひとつの単語だけでも、

あるいは「うまく言えないんだけど」と前置きするだけでも、

真摯な気持ちは伝わることがあります。


もしくは言葉にできなくても、

表情やしぐさ、選ぶ行動そのものが、

あなたの思いを届けてくれることもあるでしょう。


いずれにしても、「自分の思いを誰かに伝えたい」

と感じたそのときには、

マニュアルを探すより、

まずは自分の内側に目を向けてみてください。


あなたの中にあるエネルギーこそが、

いちばんの伝達手段なのですから。


何かのご参考に

なさっていただければ幸いです。


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