今日は、タロットの1枚引き(ワンオラクル・神託)をしてみました。
皆様に向けてのメッセージを、お受け取りください。
なおこれは「マルセイユ版」の解釈によるものであり、
「ウェイト・スミス版」とは違うことをご了承ください。
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■ワンオラクル(神託)メッセージカード〜「月」
明かりが突然消え、いきなり周囲が漆黒の暗闇に包まれてしまったら、
驚くと同時に、何が起きたのか不安になると思います。
しかしそれが暗闇から薄明かりになると、嬉しい反面、
次第に中途半端さが気になり、
それならもっと明るくしてほしいと
落ち着かない状態になるのではないでしょうか。
「月」のカードは、そんな不安な気持ちを表現しています。
同時に今は気になることに根を詰めて考えるのではなく、
まずは自分自身を見つめるべきだとカードは告げております。
自分自身を見つめるとは、ご自身を責めるとか、反省するという意味ではありません。
今は絵空事でもいいので、本当はどうあるべきかと、そして何をどうしたいのか、
自分の心の内側と向き合うことです。
薄暗い月明かりの中、なにか確かな正解を求めても、
手は空を切り、掴んだものがはたして本当に正しいものなのかも
判断ができないと思います。
ですので、もしも今何か重要なことを選択したり、
決定しようとされていることがありましたら、
もう少し先延ばしにしたほうがよさそうです。
それよりもまずは自分の気持ちに向き合い、
どのような日々を送り、未来をどのようにデザインしたいか、
理想をイメージすることが大切です。
3年後、あなたはどこで何をしていますか?
誰と過ごしていますか?
5年後、10年後はいかがでしょう?
そんな未来に向けて、ぼんやりと思いを馳せてみるのも良いと思います。
もちろん「わからない」、もありです。
今は「わからない自分」という状況なのだ、という事実だけ受け止めましょう。
その中からいつか何か気づきを得ることがあるかもしれません。
月はずっと暗闇で輝いているのではなく、
いつしか日が昇り、明るい太陽の日差しがやって来ます。
「必ず日は昇る時が来る」―それが月のカードが意味する本当のところです。
不安な気持ちでいっぱいな時には、
この月のカードからのメッセージを
思い出してみてくださいね。
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