先日セミプロの占い師の方から
「自分が占い師に向いているかどうか、わからない」
というご相談をいただきました
(※ご本人に許可を得てご紹介しています)。
占い師に関わらず、自分の仕事が向いているかどうか、
いろいろと考えてしまうことが多いですよね。
ただ占い師という仕事に関して言えば、
「向いているかどうか考えずに、まずやってみよう!」ということを
お伝えしたいと思います。
たとえばとあるお客様とは相性が悪く、
話が弾まなかったとしても、
別のお客様だとスムーズに会話が進むということは
よくあること。
一度うまくいかなかったからといって、
へこむことはないのです。
ある意味「慣れ」もあるので、
やっていくうちにコツをつかめてくるという
「現場で覚える」ところもけっこうあります。
「当たらなかったらどうしよう」と怖がらずに、
「とりあえず、今の自分の見立てはこれなんだから仕方がない」と、
割り切ることも大切です。
また案外見落としがちなのは、
「占い以外の勉強をすること」。
たとえばお客様に対応するという観点から心理学やコーチング、
または転職のご相談などに対応するために
昨今の人事や雇用スタイルに関することなども
インプットしておくとよいでしょう。
ちなみに私が電話鑑定を始めたころに、
「こんな知識が必要だったとは!」とあわてたのは、
「日本地理」です。
たとえば「A県とB県との遠距離恋愛」というご相談を受けた時に、
それが「いざとなれば会える距離」なのか、
「とてつもなく遠い」のか全くよくわからなくて
困ってしまったことを今でもよく覚えています。
それまで対面鑑定のみだったのですが、
電話は全国からかかってくるということに頭がいっておらず、
突然まったく知らない地名を言われて本当に焦りました。
(もちろん終わった後、慌てて地名を調べました)
占いの現場は「総合力」。
どんな力が必要なのかは その場になってみないとわからないですし、
逆に言えばどんな知識や経験も無駄なものはありません。
まずは頭で考えずに、やってみましょう。
あなたの占いを求めている人は、
今目の前にいるお客様ではないかもしれませんが、
どこかに必ずいるーそう信じてみましょう。
私はプロになった今でも、
そんなことを思いながら、
日々占っています。
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