“今の自分”にしかない豊かさを見つける

様々な方とお話をしている中で、

「あの頃はよかった」「昔と比べると今は…」という

発言を聞くことがあります。

あのときはよかった――

そんな思いがよぎるとき、

たいてい今の自分を否定的に

見てしまう場合が多いように思います。

けれど、年を重ねた今の自分は、

あの頃にはなかった

知恵や工夫を持っているはず。

何かを選ぶときの判断力。

人と関わるときの柔らかさ。

自分との向き合い方。

それらは、時間の中で

育まれてきたものです。

若さは確かに、ある側面では魅力かもしれません。

けれどそれは、

人生の価値の一部でしかありません。

むしろ、今という時間にこそ、

豊かさの本質が潜んでいるように感じます。

シータヒーリングには、

「DNAの活性化」という手法があります。

これは細胞の情報を目覚めさせ、

いわゆる“若返り”を促す

可能性を持つとされるものです。

初めてやると、誰もが「おお！」と

驚く、あれです（笑）。

シータならではの、

興味深いアプローチですが、

過去の若さにフォーカスし続けるのではなく、

“今をどう生きるか”という視点こそ、

私たちにとって大切なのではないでしょうか。

若いころの感性に戻りたいと

願う気持ちがあるとしたら、

それは新しい体験に心を開いていた、

あの頃の在り方に惹かれているからかもしれません。

その感性は、

いまの自分の中にも

静かに息づいています。

見落とされているだけで、

消えてしまったわけではないのです。

年齢を重ねるとは、

諦めることではなく、

深めること。

未来は、過去の延長線ではなく、

“今ここ”をどう扱うかで

変わっていきます。

若いときにはわからなかった、

柔らかさと意図を持って生きる今こそ、

自分にとっての新しい豊かさが

始まっているのだと思います。

もちろん今も昔も「変わらない自分」にも、

良さがたくさんあるはずです。

変わってきた部分も、変化のない部分も、

どちらも大切な自分なのではないでしょうか。

▼スピリチュアル情報満載の無料メルマガのご登録はこちらから！