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心を守る、小さな境界線のつくり方



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様々なご相談を伺う中で、

人間関係に関するお悩みはとても多いように感じます。

 

実は私たちは日々の暮らしの中で、

「ここまでは自分のエリア」

「ここから先は相手の領域」といった、

はっきりとは言葉にしないけれど、

暗黙のうちに守っている“心の区切り”を持っています。

 

つまり、私たちの日常には、多くの「見えない境界線」が存在しているというわけです。

それはただ、その境界線が曖昧になると、

心がちょっと疲れやすくなったり、気づかないうちに無理を重ねてしまうことが

起きるように思います。

 

特に、人との関わりが多いほど、

「本当は疲れているのに断れない」

「頼まれごとに反射的に応じてしまう」

といった状態に陥りやすくなります。

 

こうした疲弊を防ぐためには、

意識的に“小さな境界線”を設けることが有効です。

 

たとえば…

・仕事用のチャットやメールに返信するのは18時までと決める

・土曜の午前中は予定を入れない

・1日1回、自分の状態を確認する時間を取る

・寝る前に必ず湯船につかってゆっくりする

  …など。


こうした些細な区切りは、

自己犠牲の連鎖を断ち切り、

本来のリズムを取り戻す手助けとなります。

 

ポイントは、「ノー」を伝えること自体よりも、

“なぜその境界線を必要としているのか”を

自分で理解することにあります。

 

もしご自分でヒーリングができる方であれば、

「なぜその境界線が必要なのか」に意識を向けて、

内側から整えていくことも一つの方法です

 

自分のリズムや限界に気づくことは、

無理のないペースで、自分らしく過ごすための、 ひとつのきっかけになります。 それは他者を拒むことではなく、

むしろ、健全な関係性を築くための 土台になります。

 

小さな境界線は、自分のためだけではなく、

長期的に見れば周囲との信頼関係を

守ることにもつながっていくのではないでしょうか。


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